三年ぶりのライブを終え、新たなアーティスト写真を公開した文藝天国 9th single リリース

文藝天国が 9th single「初恋」をリリース。
タイトルの「初恋」は”うぶこい”と読み、メロディーラインと歌詞も合わせて和歌を想起させる。「アセンション」終了後の初singleである今作は、春の訪れとともに制作された一曲で、桜舞い散る日本の春を感じられる文藝天国らしい一曲。
リリースと同時に新しく公開されたアーティスト写真は、これまでの系譜に連なりながらも大人びた雰囲気とどこか新しい風を予感させる、洗練された一枚となった。

今年二月、自身にとって大きな挑戦となった2nd one-man live「アセンション」を無事終えたインディペンデントアーティスト、文藝天国。
活動開始より事務所やレーベルに一度も所属せず、自分たちの手で作品を作ることにこだわって活動してきた。

ライブ当日は、日本橋三井ホールでの公演のみならず、自身のブランドである「喫茶文藝」と「PARFUM de bungei」の一日限定ストアを表参道にてオープンし、文藝天国の集大成ともいえる三拠点同時開催となった。三年前の1st liveからは10倍の規模の会場となったが、今回もライブ制作会社を通さずにメンバー自身が三拠点の運営・企画・制作の監督に専念し、半年間作品制作から離れた。

ライブに全身全霊臨んだ心境をko shinonomeは、「暗くて長いトンネルを延々と歩き続けている気持ちでした。(中略)毎日朝4時まで終わらないタスク、会議会議会議、入稿入稿入稿入稿。どれだけスライドしても to do リストの一番下が見えてこなくて、2023年の夏の終わりから、世間からずっと取り残されていた気持ちでした。自らを鼓舞し続けなが
らも、やはり壁は大きく、経済的にも物理的にもできないことと向き合いながら、これでもかと食らいついて常に最大限やって参りました。」とXで振り返る。

アーティストコメント

(色彩作家 すみあいか
 諸行無常!じっと寒さを耐え忍んで、半年もの時間と労力と熱量を注ぎ込んで作り上げたものはたった一日で散ってしまった。真っさらだ。
 近所の公園や川沿いを見ても、もう桜なんて一つも咲いていなければ地面に落ちた花びらですら見当たらない。桜はいなくなって、春は終わった。なにもない。もう誰も桜の話をしていない。人生ってきっとそんなことの繰り返しで、あの一日のことももう忘れ去られたのかなと虚しさを感じたりもする。でもみんなまた桜が咲くと、呑気に平和に屋台なんか出し始めちゃって、きっと去年と変わらずお花見するのだ。

(音楽作家 ko shinonome
 二月の one-man live を終えると既に春がやってきていた。慌てて書き始めた今作は桜の開花とともに完成した。花開くや否や散り始める日本の春を、散った後もこの曲でまだ感じていたい。

Release

タイトル:初恋 (ヨミ:ウブコイ)
リリース日:2024年 4月24日(水)
配信リンク:https://nex-tone.link/bungei_ubukoi

Profile

色彩作家 すみあいか と 音楽作家 ko shinonome によるオルタナ的藝術徒党。
音楽と映像による作品制作を軸としつつ、スイーツコースを提供する”喫茶文藝”や、フレグランスブランド”PARFUM de bungei”を手掛けるなどインディペンデントで多岐的に活動し、五感を通じて感じる「天国」をつくり続けている。

Official HP:https://www.bungeitengoku.com/
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